OTC医薬品に含まれる有効成分のうち、厚生労働大臣から濫用等のおそれのあるものとして特に指定され、適正使用に注意が促されているのは「鎮痛剤」です。
鎮痛剤は一般的に頭痛や腹痛などの痛みを和らげる効果がありますが、誤った使用方法や過剰摂取により健康被害を引き起こす可能性があるため、厚生労働大臣は慎重な使用を促しています。
鎮痛剤は短期間での使用を原則とし、使用量や使用頻度にも制限があります。また、他の薬剤やアルコールとの併用により副作用が増大する場合もあるため、必ず使用前には医師や薬剤師に相談することが重要です。
適切な使い方を守り、自己判断せずに指示通りに使用することが重要です。慎重に使用すれば、鎮痛剤は痛みを和らげる有効な薬剤ですが、誤った使用方法により健康被害を招く可能性があることを忘れず、適切なケアを心がけましょう。