5月は、日本の自然が活気づく季節です。田んぼや公園にカブトムシの幼虫が出現し、その成長を見守ることができます。今回は、カブトムシの幼虫がサナギになるまでの記録をお伝えします。
5月のはじめに、田んぼの畦道でカブトムシの幼虫を発見しました。その幼虫は、黒くて丸い体に小さな足が付いており、土の中を掘り進んでいました。地面から取り出し、観察を始めると、葉っぱや木の根を食べる様子がよく見えました。
数週間が経ち、幼虫は成長していました。特に、頭部が大きくなり、丸い胴体から少しずつ変化していきました。そして、5月末になると、幼虫は地中に穴を掘り始めました。それは、サナギになる準備をするための行動でした。
サナギになるまでには、約1週間かかりました。緑色のサナギが出現し、幼虫の姿とは全く異なる姿が現れました。サナギは、土の中でしばらく静かに過ごし、やがて羽化の時がやってきます。サナギの殻が割れ、美しいカブトムシが姿を現しました。
カブトムシの幼虫がサナギになるまでの記録は、自然の神秘を感じることができる貴重な体験でした。5月という季節に出会ったこの幼虫は、自然の循環を感じさせてくれる存在でした。これからも、自然とのつながりを大切にしながら、様々な生き物との出会いを楽しんでいきたいと思います。